職業訓練校の入校試験、
何が出るかは都道府県で違います
国語・数学の筆記がある県、適性検査と面接だけの県、面接だけの県。過去問を解答つきで公開している県もあります。あなたの県の選考の中身を、公式資料で確かめてまとめています。
選考は3つの型に分かれます
筆記+面接
国語・数学(県によっては数学だけ)の筆記試験があります。多くは中学校卒業程度ですが、課程によっては高校の数学Ⅰまで出ます。時間は県や課程によって違い、合計30分ほどから100分(国語50分・数学50分)まであります。
適性検査+面接
学力試験はありません。計算の速さや図形の見分けなどをみる職業適性検査と、面接で選びます。
面接中心
筆記はなく、面接で選びます。訓練を受けたい理由と、訓練のあとの就職の考えを伝えられるかが大事です。
同じ県でも、課程(短期・普通)やコース、募集の回で選考が違うことがあります。都道府県のページで区分ごとに確かめてください。
都道府県から探す
公開している都道府県から順に載せています。印は、離職者・求職者が多く受ける区分の選考の型と、試験の問題が公式に公開されているかどうかです。
申し込みから選考までの流れ
- ハローワークで相談する:受けたいコースを伝え、受講の相談をします。雇用保険の手当などを受けながら通うには、ハローワークの「受講あっせん」が必要です。願書を出したあとに相談すると受講あっせんを受けられない、と案内している学校もあるので、相談は願書より先にします。
- 申し込む:募集期間内に願書を出します。出し先は、ハローワークの県と、学校に直接出す県があります。
- 選考を受ける:筆記・適性検査・面接など。都道府県とコースで違います。
- 合格したら受講する:離職者向けの訓練の受講料は無料です(テキスト代などは自己負担)。ただし、県立校の1〜2年の課程には授業料がかかるものがあります(例:宮崎県の西都校)。ハローワークの指示で受講する雇用保険の受給者は、訓練中も基本手当が出て、受講手当(日額500円、上限あり)と通所手当も出ます。雇用保険を受けられない人は、条件を満たすと職業訓練受講給付金(月10万円など)を受けられます。
出典:厚生労働省「離職者向けの職業訓練(公共職業訓練・求職者支援訓練)」「ハロートレーニング 受講中の支援」、ハローワーク「基本手当について」、群馬県立高崎産業技術専門校「令和9年度 推薦試験 募集要項」(相談の順番)
試験の準備
- ポリテクセンターの入所試験国の職業訓練施設。筆記は言葉・計算・図形・注意力をみる問題で、過去問は公開されていません。
- 職業訓練の面接の服装と持ち物職業訓練校の入校試験(筆記・面接)の服装と持ち物。服装を指定している募集要項は見当たらず、スーツでなくてもかまいません。持ち物は受験票・面接調査票・鉛筆と消しゴムが基本で、上履きが要る学校もあります。県の募集要項の書き方をもとにまとめました。
- 職業訓練の面接で落ちる理由と、落ちたあとの動き方職業訓練校の入校試験は、定員割れでも不合格になることがあります。県の募集案内にある選考のしくみ(総合評価・合格基準)から落ちやすい理由を整理し、得点の開示、次の募集回、ほかの訓練の探し方まで、落ちたあとにできることをまとめました。
- 職業訓練の面接で聞かれることと答え方公式に時間を書いている例では、職業訓練校の入校試験の面接は10〜15分ほど。県が公式に書いている評価の観点(習得意欲・就職意欲・訓練の必要性)から、聞かれやすい質問と答えの組み立て方、志望動機・退職理由・空白期間の伝え方をまとめました。